IT未経験での入社から1年。実践で学んだADS新人研修のリアルな中身を全公開!

アドバンスド・ソリューション(ADS)

皆さん、こんにちは!
入社1年目、コラボレーションセクション所属のN.Aです!
今回は、私が1年前に入社した際に受講した新人研修を紹介させてください。
(ADSでは現在、IT業界に未経験で入社された方を対象に新入社員研修を実施しています。)
私が配属されたセクションは「コラボレーションセクション」ですが、入社当初はプラットフォーム、オペレーション、コラボレーション、コラボアプリケーション、ビジネスアプリケーションの5つのセクションに分かれていました(現在はセクション統合され、コラボレーション、アプリケーション、オペレーション、カスタマーサクセスの4セクション体制になっています)。
インフラからアプリ開発までー各分野のプロから学ぶ、ADS研修の全貌
まず初めに研修を受けたのはプラットフォームセクションでした。
プラットフォームセクションでは、初日に「ネットワークとは」というかなりインフラにおける初歩的な講義から始まり、サーバーなど主に基本技術者試験に出てくるような知識を習得しました。二日目はAzureを始めとしたMicrosoft365と関連したクラウドサービスに関して、当時のセクションリーダーにPowerPointを用いて丁寧に解説を入れていただき、実に濃い二日間でした。
次に受講したのがオペレーションセクションです。
オペレーションセクションでは、「運用・保守とは」をメインに、ADSで行っている運用保守の方針、議事録の取り方など、今後ADSで社内・社外プロジェクトを担当するうえでの基本的な立ち振る舞い方を教わることができました。
3番目に受講したのが、ビジネスアプリケーションセクションです。
ビジネスアプリケーションセクションでは2週間という長い時間をかけて「ADSの組織情報をプログラムで書いて文字で画面で出力する」トレーニングを行いました。一見簡単に思えたこの課題ですが、未経験の私にとっては想像以上に難しく、最後まで課題を終えることができませんでした。
当時のセクションリーダーであった平田は、この課題を通じて目の前の課題に対してどう解決するのか、IT業界における成果の出し方、を学んでほしいとの思いがあったそうで、私含め同期社員と試行錯誤の毎日を送っていました。
最後に紹介するのは、我らがコラボレーションセクションです。
コラボレーションセクションでは、申請ワークフローを組み込んだ残業申請アプリの開発に挑戦しました。こちらは先ほどの研修と違って、初めから作るもののイメージが湧きやすく、PowerPlatformというMSのローコードツールを使って開発したのでかなりスムーズに進みました。
この研修では当時担当いただいた先輩が私と同じく未経験から入社された方で、初めての研修担当だったので、メンター・メンティーのように二人で試行錯誤しながら研修を受講したことをよく覚えています。
▼各セクションの研修内容まとめ
・プラットフォームセクション:「ネットワークとは」の講義、他IT・システムに関する講義
・オペレーションセクション:ADSの運用保守の方針、議事録の取り方、他社内外プロジェクトに関する講義
・ビジネスアプリケーションセクション:ADSの組織情報をプログラムで書き、文字で画面で出力するトレーニング
・コラボレーションセクション:申請ワークフローを組み込んだ残業申請アプリの開発
“調べる”から“使いこなす”へー研修で掴んだ、エンジニアとして成長するための2つのヒント
上記研修を受講して私が感じたことをお話しします。
まずは、「調べて出てきた参考資料が必ずしも自分の課題解決に役立つのではない」ということです。これはビジネスアプリケーションセクションの研修の際に感じました。
わからないこと・知りたいことはスマートフォンやPCで調べたり、今時AIに聞けば一発で解決できる、なんてことは今の時代多々あると思います。私もそんな考えで研修を受講しました。
しかし課題に対するアプローチを調べていく中で、何通りものプログラムの書き方があって、それぞれの構築した環境や各々のプログラム思考によっても表現方法が違って、数多ある情報の中から情報を取捨選択して時にはそれを自分で使いこなすためにカスタマイズして課題アプローチに適用させる、この経験がIT業界に入って一番大変だった瞬間でした。
今でもプロジェクトを通して参考資料を日々調べては問題解決をしての繰り返しです。この辛い経験を研修段階で経験できたことは、すごく大きな収穫でした。
もう一つは「課題に取り組む前にとりあえず何か作ってみること」です。これはコラボレーションセクションの研修の時に感じました。
というのも、実はコラボレーションセクションでの課題に取り組む前に、Udemy Businessの動画を参考に似たようなアプリをお試しで自分で作ってみました。課題に取り組む前に自ら手を動かしていたので、研修自体もどのセクションよりも進み具合が早かったように感じます。
もちろん研修前にSharePointやPower Appsのについての説明はありましたが、ただ知識を頭に入れているのと自分で手と頭を使って作品を作ってみる、この経験が今のプロジェクトを進めるうえでも非常に役立ちました。
もし皆さんも時間があれば、スクールの勉強だけにとどまらず、なにか一つ作品を作っていることをお勧めします。
ADSではこのようにほとんどのセクションの研修を満遍なく受講できる環境があり、エンジニアとしてどの道(開発orインフラor運用保守等)を進みたいのか、入社した後に決められるのが大きなメリットだと感じました。また、Udemy Business、資格支援制度など学習環境面のバックアップも充実しており、入社した後でも継続的に学習しそれをアウトプットできる環境が整っています。
本記事が皆さんの参考になれば幸いです。