なぜ今「Smart Guard」が選ばれるのか? 話題のOutlook用メール誤送信防止ソリューションを徹底解説!
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目次
ビジネスコミュニケーションの根幹を担う「メール」。契約書や見積書といった正式なやり取りから、日々の効率的な情報共有まで、その重要性は時代が変わっても揺るぎません 。丁寧な言葉遣いや書式は相手への敬意を示し 、やり取りが記録として残ることは法的な証拠力やトラブルの未然防止にも繋がります 。
しかし、メールには、常に「誤送信」という重大なリスクが潜んでいます。
「BCCとCCを間違えて、顧客のアドレスを全員に公開してしまった」「”全員に返信”を押してしまい、不要な相手に内部情報を共有してしまった」「下書きのまま送信してしまった」
このような「一瞬の誤送信」は、誰にでも起こり得るヒューマンエラーです。しかし、その一瞬のミスが引き起こす代償は計り知れません。個人情報や機密情報の漏洩は、企業が築き上げてきた信頼を一瞬で切り崩す未来への脅威となります 。
こうした背景から、企業のセキュリティ対策として「メール誤送信防止」ソリューションが改めて重要視されています。弊社が提供するOutlook用メール誤送信防止アドイン「Smart Guard」 も、昨今お問い合わせや導入決定をいただく企業が増えています。
Smart Guardがなぜ今注目されているのか、本記事ではその機能と魅力を解説します。
「Smart Guard」とは? — 信頼を守るためのセキュリティシステム
Smart Guardは、メール誤送信を「未然に防ぐ」ために開発された、企業向けのセキュリティシステムです 。Microsoft 365のOutlookアドインとして機能し 、メール送信という日常業務の最終工程で、強力なセーフティネットとして機能します。

弊社は、「テクノロジーを活用し、業務や事業の生産性向上と企業進化を支援する」こと(Mission)、そして「自由にコラボレーションできる社会の実現を目指す」こと(Vision)を掲げています。Microsoft MVPを15回連続で受賞した技術者が監修しているSmart Guardは、まさにこの理念を体現し、メール業務の安心を広げることで、業務をより「スマート」にすることを目指しています。
Smart Guardが「今、選ばれる」4つの理由
多くの企業が既存のシステムから乗り換えたり、新規に導入したりするのには、明確な理由があります。Smart Guardが持つ「先進性」「柔軟性」「信頼性」こそが、今の時代のニーズに合致している特徴です。
理由1: Microsoft 365と完全連携。「新しいOutlook」にも対応する先進性
多くの企業担当者を悩ませているのが、セキュリティアドインの「新しいOutlook」への対応問題です。Smart Guardは、この課題をクリアしています。
- マルチプラットフォーム対応: 従来のOutlook(クラシック版)はもちろん、これから主流となる「新しいOutlook」にも対応済みです 。さらに、ブラウザ版Outlook、Mac版Outlookにも対応しており 、どのような環境でも一貫したセキュリティを提供します。
- Microsoft 365との高度な連携: Smart Guardは単なるアドインに留まりません。Microsoft 365の履歴情報を活用し 、「直近でやり取りのない相手への送信時に警告」 を出すことが可能です。これにより、単なるドメインチェックでは防げない、人間関係に基づいた「うっかりミス」をも防ぐことができます。
理由2: 直感的で強力な「多重チェック機能」
Smart Guardは、メール送信前の「うっかり」を見逃さない、直感的かつ強力なチェック機能を備えています。
- 視覚的な宛先確認:
- メール送信時、To、Cc、Bccに含まれるすべてのアドレスを一覧表示します 。
- 「社外宛先」はドメイン単位で強調表示 。
- 配布グループやメールが有効なセキュリティグループのメンバーに「社外のアドレス」が含まれる場合、アラートを表示します 。
- 厳密なチェック(任意設定):「各アドレスにチェックを付けなければ送信できない」ようにする厳密なチェックモードも搭載 。これにより、宛先確認の「形骸化」を防ぎます。
- 添付ファイル確認:添付されたファイルのファイル名、拡張子、サイズを一覧表示 。こちらも「各添付ファイルにチェックを付けなければ送信できない」設定が可能です 。
- ホワイトリスト機能:内部の宛先として扱うドメインを複数指定できるため 、グループ会社間など、実態に合わせた柔軟な設定が可能です。

理由3: 大企業の要求に応える「柔軟なカスタマイズ性」と「導入実績」
Smart Guardが特に大企業から選ばれる理由は、その圧倒的なカスタマイズ性にあります 。
- A社(監査法人 / 25,000人):
- カスタマイズ内容:厳格な社内セキュリティ基準に準拠した専用インフラを構築 。さらに、Smart Guard導入前に使用していた誤送信ツールにUI(ユーザーインターフェース)を合わせるカスタマイズを実施 。これにより、利用者への教育コストを最小限に抑え、スムーズな移行を実現しました。
- B社(ビジネスコンサルティング / 10,000人):
- カスタマイズ内容:海外拠点からの利用と高負荷を想定した、専用のインフラを構築 。さらに、日本語・英語以外の言語にも対応するカスタマイズを行いました 。グローバル企業の要求にも応えられる技術力がわかります。
- C社(弁護士法人 / 350人):
- カスタマイズ内容:機密情報を高度に管理するという弁護士法人の観点から、専用インフラを構築 。機能面では、あえて「必要最小限の機能のみ利用」する というカスタマイズ(機能削除 )を行い、シンプルで確実な運用を実現しました。
このように、Smart Guardは単なるパッケージソフトではなく、企業の規模やセキュリティポリシー、既存の運用に合わせて、インフラ構築から機能の追加・削除まで、柔軟なカスタマイズ開発に対応できる ことが最大の強みです。
理由4: 始めやすく、選びやすい「料金プラン」と「インフラ」
高いカスタマイズ性を持ちながら、スモールスタートも可能な料金体系も魅力です。
- 選べる3つのプラン:
- 共有型Plan:「まずは手軽に導入したい」企業向け。初期費用は0円 。月額はユーザー数に応じた従量課金(サブスクリプション)。
- 専有型Plan:「自社のAzure環境でセキュアに運用したい」企業向け。初期費用50万円から 。
- カスタマイズ開発:「自社の要件に完全にフィットさせたい」企業向け。初期費用は個別見積もり 。月額費用は発生せず、サポートは別途保守契約となります 。
- 堅牢なインフラ基盤:共有型プランであっても、BCP対策(アプリとデータの地理的分散配置)や高負荷対策(スケールアウト対応)、ダウンタイムゼロでのバージョンアップ 、グローバルCDNによる高レスポンスなど、エンタープライズレベルの要求に応えるインフラが整備されています。
導入も運用も安心の「ずっと寄り添う」サポート体制
高機能なシステムも、導入や運用に不安があっては定着しません。Smart Guardは、導入プロセスから導入後のサポートまで、一貫して「ずっと寄り添う」体制を整えています。
導入プロセス:
- 導入前の打ち合わせ:担当エンジニアが直接、製品やライセンスについて説明します 。
- 初期設定シート記入:ヒアリングシートに基づき、初期設定を行います 。
- 試用版での検証:本導入の前に、1〜3ヶ月間、Smart Guardを試用し、実際の業務で検証することが可能です 。
- 本導入:検証後、本導入を進めます(専有・カスタマイズの場合は相応の時間を要します)。
導入後のサポート:
- 保守契約:必要に応じて別途保守契約を締結し、さらに手厚いサポートを受けることも可能です 。
- 専属チームによるサポート:導入後のお困りごとや、追加のカスタマイズに関する相談を専属チームが承ります 。
- サポート窓口:平日9:00〜18:00、メールによる問い合わせに対応しています 。
止まらない進化 — 今後の機能拡張
Smart Guardは「導入企業様の成長と共に進化するソリューション」です。機能一覧 には、ユーザーの声を反映した、さらなる機能強化が予定されています。
搭載予定の機能(一部抜粋):
- 社外送信時の固定文言差し込み : 本文の最後に免責事項などを自動追記します 。
- 禁止ワード・ドメイン・メアドチェック: 件名や本文、宛先に予め定めたNGワードやドメインが含まれる場合に送信を禁止・警告します 。
- 宛先一括BCC化: 多数のアドレスが含まれる場合に、一括でBCCに変換します 。
- 添付ファイル圧縮&暗号化 : 添付ファイルを自動でZip暗号化し、パスワードメールを自動生成します 。
将来的に検討中の機能(一部抜粋):
- メール本文の宛名チェック: 宛先(To)に含まれない人が、本文文頭の宛名(例:「○○様」)に記載されている場合に警告します 。
- AIを用いた件名、本文の妥当性チェック: 「お疲れ様です」が入っていないなど、ビジネスメールとして不適切な表現が含まれる場合に送信を禁止します 。
このように、Smart Guardは導入して終わりではなく、継続的なアップデートによって、時代の要請に応え続けるソリューションです。
誤送信防止は「リスク対策」から「戦略投資」へ
Smart Guardは、メールという企業にとって不可欠な業務インフラにおける、「信頼の最終工程」を担うソリューションです 。メール誤送信防止は、もはや単なる「リスク対策」ではなく、企業の信頼と価値を守り、そこで働く人々の安心を守る「戦略投資」 なのです。
「新しいOutlook」への迅速な対応力、Microsoft 365との深い連携、そして大企業の厳格なセキュリティポリシーにも応える圧倒的なカスタマイズ性。これらこそが、今「Smart Guard」が多くの企業に選ばれている理由です。
アドバンスド・ソリューションは、確かな技術と仕組みによって、企業とそこで働く人々の安心を守り、持続可能な成長と信頼の未来を築くパートナーとなることを目指しています 。
本サービスに関するご質問や、貴社の状況に合わせた具体的な活用方法のデモンストレーションも随時受け付けております。ご興味をお持ちいただけましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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